韓国内オミクロン株感染者1207人、デルタ株より感染速度2.5倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.03 08:28
韓国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新しい変異株であるオミクロン株が広がっている。現在の国内優勢株であるデルタ株より2.5倍早く広がっており、早ければ今月、遅くとも翌月中にはオミクロン株がデルタ株を抜いて優勢株になるだろうという見方が出ている。オミクロン株は感染力は速いが、毒性は弱いと知らされてオミクロン株がデルタ株を代えれば重患者、死亡者が減るという楽観論が提起されている。
中央防疫対策本部によると、2日0時を基準に韓国内のオミクロン株感染者93人がさらに確認され、累積感染者数が1207人になった。累積オミクロン株感染者は前日(1日)1000人を上回った。現在の優勢株であるデルタ株は最初の確認(昨年4月22日)以来78日が過ぎた7月9日(1087人)に累積感染者が1000人を超えたが、オミクロン株がデルタ株より2.5倍程早く拡大している。