イスラエルでインフル・コロナ同時感染事例発生…「フルロナ」時は死亡率が6倍(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.03 08:24
イスラエル当局が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)とインフルエンザに同時感染した事例が発生したと公式発表した。1日(現地時間)、タイムズ・オブ・イスラエルやニューズウィークなどによると、イスラエル政府は中部都市ペタク・チクヴァのベイリンソン病院で先月30日、ある若い妊婦がインフルエンザと新型コロナすべてで陽性診断を受けたと明らかにした。
現地報道機関や海外の主要外信はインフルエンザと新型コロナの二重感染を「フルロナ(flurona)」と命名した。「インフルエンザ(influenza)」と「コロナ(corona)」の合成語だ。「フルロナ」はイスラエル内では今回が確認された最初の事例であり世界的にも多くない。
ベイリンソン病院は、該当の女性が新型コロナとインフルエンザ予防ワクチンをまだどちらも接種しておらず、まだ症状は軽いと伝えた。この病院の産婦人科Arnon Vizhnitserさんは「この妊婦は病院に到着してすぐにインフルエンザと新型コロナの2つの検査で陽性診断を受け、再検査でも結果は同じだった」と話した。イスラエル当局は新型コロナとインフルエンザ、2つのウイルスの結合がさらに深刻な症状を誘発するのかどうかを調べるために今回の事例について研究を進めている。