英国「オミクロン株、昨年のコロナと違う…入院3日で終わる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.30 07:12
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)がオミクロン株の拡散と重なり、エンデミック(土着化した周期的流行病)化するだろうという見通しが出ている。先月末、オミクロン株を初めて分離・確認した南アフリカ共和国だけでなく、すでに優勢株としての位置を確立した英国・米国でこれを裏付けるような初期観察結果が相次いで出てきながらだ。それでも専門家はオミクロン株がパンデミックを終息させる「贈り物」になりうるかどうかについては留保の立場を示した。
英国免疫学者でオックスフォード大学医学部教授のジョン・ベル氏(英国政府生命科学顧問)は28日(現地時間)、BBC放送に対して「オミクロン株による新型コロナは1年前に我々が見ていた新型コロナとは違うようだ」と述べた。ベル氏は「1年前には集中治療室が満室になり、多くの人が若くして死んでいくという恐ろしい場面を目撃した」とし「(英国の高い新型コロナ死亡率は)今や過去のものとなった」と主張した。