韓国医療当局、ファイザー経口用治療薬の緊急使用承認を決定…導入は在宅治療者対象に来月末ごろか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.27 15:23
米国ファイザーの新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)経口用治療薬「パクスロビド」が韓国で緊急使用承認を受けた。来月末から導入され、在宅で治療を受けている高齢患者に投与されるものとみられる。
韓国食品医薬品安全処(食薬処)は27日、「公衆保険危機対応医療製品安全管理・供給委員会」審議を経て、パクスロビドの緊急使用承認を決定したと明らかにした。食薬処は「今回の決定はコロナ感染者数および重篤患者数が増加する状況で患者自身が服用可能な飲み薬の導入の必要性と安全性・効果性の検討の結果、専門家諮問会議の結果を総合的に考慮した」と説明した。