強く出た日本には対応自制する中国…「韓国、五輪積極支持している」釘指す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.27 06:58
中国が2022年北京冬季オリンピック(五輪)に対する「外交的ボイコット」(選手団だけを参加させて政府代表団は派遣しない)に関連し、米国の同盟である韓国と日本に異なる態度を取っている。米国寄りの日本には反応を自制している反面、決定を先送りする韓国にはボイコット不参加を既成事実化しようとする雰囲気だ。
日本の松野博一官房長官は今月24日午前、「北京五輪・パラリンピックへの日本政府代表団の派遣は予定していない」と発表した。「基本的人権の尊重、法の支配が中国でも保障されることが重要だ」とし、米国と同じように中国内の人権状況を理由に挙げた。
中国外交部の趙立堅報道官はこの日午後の定例会見で関連する質問に対して「中国は日本の五輪委員会関連要人と日本選手が中国に来て北京冬季五輪に参加することを歓迎する」と答えた。追加の質問にも「相手方が開催する五輪とスポーツの非政治化を支持することにした約束を日本側がまともに履行するよう希望し、求める」と触れるにとどまった。