10億ウォンの赤字で「政府の防疫指針拒否、24時間営業」宣言したカフェ…ネットユーザー「支援する」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.22 08:42
不動産仲介業者のキム・テホさん(36)は今月20日、「24時間営業」を宣言したあるカフェを支援する計画だと公表した。キムさんはSNSに「皆さん、ガスライティングにはもう惑わされずに立ち上がってください」と書き込んだ。韓国政府の防疫指針を「ガスライティング」(他人の心理や状況を操作して支配力を強化することを意味する心理学用語)にたとえた。キム氏と同じような理由で支援に参加するというSNSの書き込みは簡単に探すことができる。あるユーチューバーは21日午前5時にこのカフェを訪れて生放送を行った。
今月20日、全国14カ所で直営店を運営するあるカフェ兼パブの「24時間営業宣言案内文」がSNSを通じて広まった。カフェ側は「政府の今回の防疫指針を拒否することにした」とし「過去1年間の累積赤字が10億ウォンを超えたが、いかなる損失補償金も全く受けられないままなんとか運営してきている」と明らかにした。カフェ関係者は中央日報との通話で「応援の電話も、抗議の電話も受けた」と話した。仁川市延寿区(インチョンシ・ヨンスグ)はこの日、カフェの松島(ソンド)本店など2カ所を感染病予防法違反容疑で警察に告発した。