「青瓦台は人口危機も時間浪費」「文大統領は年金改革を放置」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.21 16:36
経済協力開発機構(OECD)の「長寿国」順位で昨年5位だった大韓民国が今年2位に浮上した。長寿はめでたいことだが、国民の表情はそれほど明るいわけではない。現在、韓国の人口問題は国民の前に暗い影を落としている。特に合計特殊出生率が0.8以下に落ちた超低出産現象は人口構造を深刻に歪めている。すでに枯渇して税金で埋める公務員年金に続き、国民年金も遠からず赤字に転換するとみられる。
「時限爆弾」の警報音が強まっているが、現大統領はもちろん大韓民国の未来の責任を負うという次期大統領候補も口を閉じている。誰もが目の前の利益ばかりを考え、未来に対する悩みや解決法を提示しない。国内の代表的な人口学者と年金専門家に会い、人口危機と年金枯渇対策について話を聞いた。