韓国の水素技術特許、中国の5分の1…「水素経済ロードマップ履行に遅れ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.13 07:42
韓国政府は2019年、水素経済ロードマップを発表した。2022年までに燃料電池自動車を6万5000台普及(累計)させ、全国に水素ステーション310カ所をを運営するという内容だった。目標水素価格は1キロあたり6000ウォン(約577円)とした。しかし今年11月基準で燃料電池自動車は目標の27%水準(約1万7000台)にすぎない。核心インフラの水素ステーション普及日程も目標の38%(約117カ所)で、1キロあたりの水素価格もロードマップ発表当時と大差がない8400ウォン台だ。
政府の水素経済ロードマップ履行状況が目標値を大きく下回っていることが分かった。全国経済人連合会(全経連)は12日、報告書「水素経済生態系現況と政策方向」を発表した。報告書によると、水素産業の核心部品・素材はほとんど米国・日本などに依存しているのが実情だ。燃料電池自動車の核心素材の炭素繊維は東レ(日本)、白金触媒は京セラ(日本)、メンブレン膜はデュポン(米国)、ゴア(米国)、3M(米国)などが供給している。