「米国主催の民主サミットはただのコメディショー」…「毒舌」浴びせる中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.10 15:45
9日(現地時間)に始まった米国主催の「民主主義サミット」を巡り中国外交部とメディアが総攻勢を浴びせている。バイデン米大統領が「独裁が危機を作った」として中国を集中的に狙うと中国が米国に対して「インチキ民主主義」として非難を浴びせた。民主主義という旗じるしの下に同盟国を集める米国に対して準備された「毒舌」だ。
中国の王毅外交部長がその火ぶたを切った。この日、インドネシアで開かれた第14回バリ民主主義フォーラム。王部長は「世界が重大な変化に直面した歴史的時点」としながら「民主主義をどのように理解して発展させるのかが人類の平和と直結している」と前提にした。あわせて「これに対する多様な観点と態度があるにもかかわらず、ある者は西欧式民主主義だけが正解だと信じて他国家の民主主義に線を引いて政治体制と理念的論争を挑発、分裂を助長している」とし「これは世界協力に心を動かされた真の民主主義ではない、インチキ民主主義にすぎない」と一喝した。米国をインチキ民主主義国家だとして直撃を食らわせたのだ。