李在明候補「終戦宣言の推進が必要」 尹錫悦候補「国民の合意ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.08 11:21
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が任期末に注力している終戦宣言をめぐり、与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)次期大統領候補は各論まで賛成したが、最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補は非核化の進展などが先にあるべきだとして反対した。正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補は終戦宣言の趣旨に共感するが、現実的な限界を克服するには「平和宣言」が良い代案だと明らかにした。中央日報が先月28日、中央日報の世論調査で5%以上の支持を受けた与野4党の大統領選挙キャンプに政策質問書を送って答弁をを受けた結果だ。
李在明候補は「平和協定締結に進むロードマップの初期段階措置として終戦宣言の推進が必要だ」とし、現時点で終戦宣言を推進する必要性を認めた。一方、尹錫悦候補は「時期尚早」と評価した。その理由は▼国民の合意がない▼北朝鮮が核武装を強化している▼平和協定から終戦宣言を引き離して推進するのは副作用を招く--などだ。