韓国、オミクロン株で初の集団感染…仁川の大型教会、800人を追跡管理
ⓒ 中央日報日本語版2021.12.03 16:03
韓国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新たな変異株「オミクロン株」の集団感染(クラスター)が初めて発生したものと推定される。韓国オミクロン株感染者第1号であるAさん夫婦とその知人が通う仁川弥鄒忽区(インチョン・ミチュホルグ)の教会で追加感染者が発生した。Aさん夫婦の知人や家族らと一緒に礼拝に参加した人々だ。防疫当局は彼らもオミクロン株感染者だとみている。該当の礼拝出席者など追跡管理対象が800人余りに増えた。
3日、中央防疫対策本部によると、この日0時基準の国内オミクロン株関連感染者は13人に増えた。このうち6人はウイルス全ゲノムシークエンス解析でオミクロン株であることが確認され、残りの7人は疫学的な関連があってオミクロン株への感染が疑われている。前日から5人増えた。13人中接種完了者は2人だけだ。残りは不完全接種・未接種者だ。ナイジェリアを訪問したAさん夫婦を空港で接触した4人目の患者とこの患者の接触者3人(5~7人目の患者)は11月28日午後1時、仁川弥鄒忽区にある教会の礼拝に参加していたことが分かった。