オミクロン株感染者5人…韓国でも連鎖感染が始まった(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.02 07:12
◆同じ便の搭乗客45人のうち1人はデルタ株への感染確認
日本の最初のオミクロン株感染者であるナミビア外交官が仁川空港を経由して日本に到着したことが確認されて追加感染の可能性が高まっている。日本メディアによると、該当の外交官は先月27日(現地時間)にエチオピアの首都アジスアベバから出発した飛行機に搭乗し、翌日午後に仁川空港を経て成田国際空港に到着した。この過程で外交官が飛行機から下りて1時間ほど仁川空港内第一区域に留まったものと推定される。同じ便の搭乗者41人を追跡管理中で、入国後1日目のPCR検査ではまだ追加感染者は確認されなかったが今後感染者が追加で出てくる可能性もある。空港内の露出状況も当局は調査中だ。
地域社会の一部にはすでにオミクロン株が広がった可能性もある。高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科の金宇柱(キム・ウジュ)教授は「11月から段階的日常回復(ウィズコロナ)に入って防疫の規制が緩和されて旅行客も増えていることから、すでに(オミクロン株が)入ってきている可能性がある」とし「11月の海外入国者など対象に全ゲノムシーケンス解析の全数調査を進めて現況把握をしなければならない」と述べた。