WSJ寄稿「終戦宣言は『外交的演劇』…平和なしで平和宣言するのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.29 17:57
文在寅(ムン・ジェイン)政権が推進している終戦宣言が「外交的演劇」にすぎず、「韓国政府はバイデン米大統領が北朝鮮の敵対行為を抑止できない『空言』に署名するよう望んでいる」と指摘するウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿文が出てきた。終戦宣言をしても韓半島(朝鮮半島)の軍事的緊張状況は解消されず、むしろ同盟の安全保障だけ脅威を受けるだろうという趣旨だ。
◇保守指向の北朝鮮専門家「終戦宣言は偽りの突破口」
保守指向の北朝鮮専門家ニコラス・エバースタット氏は28日、「韓国は平和なく平和を宣言するよう望む」という題名で同紙に寄稿し、終戦宣言について「北朝鮮が何と言おうが韓国戦争が公式に終わったと主張する『外交的演劇』にすぎない。任期末になった文在寅政権の目標は(終戦宣言に)米国をともに組み入れるようにするもの」と指摘した。