南シナ海で「放水銃」…フィリピン「軍用船が攻撃」 中国「無断侵入に対応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.19 10:04
フィリピンが領有権紛争地域の南シナ海で自国船に向けて放水銃を使用したとして中国に強く抗議した。
AP通信、ロイターなどによると、フィリピンのロクシン外相は18日(現地時間)に声明を出し、16日にセコンド・トーマス礁(フィリピン名、アユンギン礁)付近で中国海洋警備隊の艦艇3隻が自国の軍用物資補給船に放水銃を使用したと明らかにした。続いて「幸い、負傷者はいなかったが、補給任務を中断することになった」と述べた。さらに「中国はこの地域で法執行権限が全くない」とし「直ちに艦艇を撤収させるべきだ」と主張した。ロクシン外相はフィリピンの船舶が米国との相互防衛条約で保護されている点にも言及した。