米中競争の中の韓国外交 「真実の瞬間」近づく(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.18 16:05
◆「外交の復活」、専門家の診断は
申範チョル(シン・ボムチョル)経済社会研究院外交安保センター長=『外交の復活』は、米中間の選択でなく、どのように共存して外交的な空間を作っていくかに関する悩みが書かれている。結論は、同盟を通して、米国を信じて共に進むべきということだが、それでも我々が中国から脅威を受けて難しい状況を迎えた時、米国が完全に解決してくれるかという問題を提起する必要性が残る。米国が解決できない部分を考え、どの分野で力を高めるべきかを考慮するというレベルの問題提起だ。北朝鮮問題は国内的に最も二分化している。これを狭めるには北朝鮮の実体に対する共感が形成されなければいけない。北朝鮮は韓国をどう考えているのか、なぜ核兵器を保有しようとするのかという質問を投じて、国際問題と対外環境を中心に北朝鮮問題を解決していくべきだ。