韓国、新規コロナ感染が二日連続で3000人台…首都圏は危険度第3段階
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.18 08:07
韓国では現在、段階的日常回復(ウィズコロナ)が施行されているが、このほどこれに伴う防疫危険度評価基準が提示された。防疫当局は現在の首都圏の状況が全5段階のうち「中間」に該当すると評価した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の新規感染者が3000人台にのって重篤患者が500人を越えたが、まだ全国的に防疫強度を高める「サーキットブレーカー」(非常計画)の発令を検討する水準ではないという意味だ。ただし当局は、首都圏の場合、重症患者用病床の稼動率が危険レベルに至ったことを受けて、首都圏に限って非常計画の発令あるいは防疫措置の強化を行う方案を検討中だ。
17日、中央防疫対策本部によると、危険度評価基準は新型コロナの流行発生から入院・重症・死亡および対応水準などを総合して扱う。韓国政府は医療・防疫対応指標(5項目)、新型コロナ発生指標(8項目)、予防接種指標(4項目)の3領域17項目の指標をモニタリングする計画だ。集中治療室病床の稼動率、週間新規重篤患者数などが核心指標となる。