韓国大統領選、国民の過半数「全候補に好感ない」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.11.13 13:20
第20代大統領選挙に出馬する与野党候補が事実上そろった中、大統領選候補に対する非好感度がさらに高まり、有権者の悩みも深まっている。原因は複合的だ。まず大庄洞(デジャンドン)開発不正や告発教唆など与野党を問わず候補をめぐる各種疑惑と批判が相次ぎ、政治的な不信感が強まっている。また、候補の激しい発言が有権者に不快感を抱かせている。政界では大統領候補に対する非好感度が好感度をはるかに上回る現象が続く場合、大統領選後も後遺症が避けられないという憂慮の声が出ている。
実際、最近実施された各種世論調査で、主要候補の非好感度は50%を超えていることが分かった。ネクストリサーチが6、7日に調査した結果によると、「好感を持てない」という回答は李在明(イ・ジェミョン)共に民主党候補が60.4%、尹錫悦(ユン・ソクヨル)国民の力候補が54.6%だった。一方「好感を持てる」という回答はそれぞれ37.9%、43.0%だった。