「尿素水」必要ない代替技術を韓国で開発…商用化までは道のり遠く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.12 09:54
韓国政府が緊急需給措置によって車両用尿素水大乱の足元の火を消そうと奔走している。だが、持ちこたえられるのは今後数カ月程度で、一時的な措置に過ぎないのは相変わらずだ。このため長期的な解決策を用意しなければならないという声も出ている。中国など海外から輸入できない場合に備えて国内で自主的に尿素水問題を解決する力を育てようという主張だ。
その代案の一つに挙げられているのが尿素水の役割を代替できる非尿素水系代替触媒剤だ。韓国では3年前から軽油から排出される炭化水素(HC)で軽油車の排気ガスを除去する代替触媒技術を開発している。経なければならない評価が多いため商用化までは少なくとも4年以上かかるとされる。だが、研究者はさまざまな課題が残るにもかかわらず「ゲームチェンジャー」として代替触媒剤に注目するべきだと強調する。