韓国野党代表「尿素水問題、政府の安逸な対処と国家情報院が海外情報把握できず発生」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.10 16:28
野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は10日、尿素水問題について「韓国政府の安逸な対処と国家情報院が海外情報把握ができずに発生したもの」と指摘した。
この日李代表はロッテ精密化学の蔚山(ウルサン)事業所を訪問して尿素水の生産現況についての説明を聞き、「1カ月前から中国の尿素水輸出制限措置があるという予告がさまざまなルートを通じてあった。しかし韓国政府の対応が遅れたということは、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に、国家情報院の政治関与機能を最小化して海外情報機能を拡大し産業を支援するとしていたが、こうした機密な情報が把握できずに国民の被害が大きくなった」と指摘した。