韓国の出生児100人に6人が多文化家庭、母親の出身地はベトナム・中国の順
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.09 09:43
多文化家庭で生まれた子どもが出生児全体で占める割合が過去最多を記録した。昨年の出生児の100人に6人に当たる。
8日、韓国統計庁が発表した「多文化人口動態」によると、昨年出生児27万2337人のうち多文化家庭の出生児は1万6421人だった。多文化家庭出生児の数は2019年より1518人減った。2012年2万2908人でピークを迎え、年々減少する傾向だ。多文化婚姻は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)前の2019年まで増加していたが、出生は婚姻増加傾向に逆行してきた。
ただし、多文化出生児が出生児全体に占める割合は6%まで上がった。国内出産率の減少速度の方が速く、割合だけ増えた。6%は多文化人口動態統計を集計した2008年以降、過去最多だ。国籍別に見ると、出生児の母親がベトナム出身の場合が38.8%で最も多かった。中国(17.7%)、フィリピン(6%)、タイ(4.2%)などが続いた。