インドは2070年、中露は2060年…炭素ゼロに消極的
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.03 10:13
主要20カ国(G20)首脳会議が共同宣言文にカーボンニュートラル(炭素中立)の時期を明記できずに閉幕したのに続き、1日(現地時間)、英国・グラスゴーで開幕した第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)にも暗雲が立ち込めた。COP26には世界196カ国の代表団と各国の首脳が出席した。
炭素排出世界3位であるインドのナレンドラ・モディ首相は1日、炭素純排出量ゼロを達成するカーボンニュートラルのタイムスケジュールを2070年と提示した。これまで「富裕国家責任論」を主張し、炭素排出削減に積極的でなかったインドは、COP26開幕前までは計画の設定自体を拒否していたが、今回2070年を目標年度として示した。