また自民党選択した日本…弱い野党と新型コロナ感染大幅減が追い風に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.11.01 16:56
異変はなかった。4年ぶりに実施された日本の衆議院選挙で日本の有権者は再び自民党を選択した。10月4日に就任した岸田文雄首相は初の試験台で合格点を取り今後の国政運営に弾みをつけることになった。
1日午前に選挙管理委員会が発表した最終結果によると、自民党は今回の選挙で小選挙区189議席、比例代表72議席を得て、定数465議席(小選挙区289議席、比例176議席)のうち261議席を確保した。単独で233議席以上の過半数を占めただけでなく、すべての常任委員会で過半数の委員を確保し常任委員長も独占できる絶対安定多数議席に達した。
前回の選挙の276議席には至らないが、単独過半は容易でないだろうとされた当初予想よりはるかに良い成績だ。31日の投票完了直後に発表された出口調査でも自民党の単独過半は「ギリギリ」か「どうにか達成」になるだろうという見通しが多かった。だが接戦地域で相次いで自民党が勝ち予想外の圧勝を収めた。