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LGエレクトロニクス、3期連続ワールプール上回る…家電世界1位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.29 15:39
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LGエレクトロニクスが28日、7-9月期の売上高(連結財務諸表基準)を18兆7867億ウォン(約1兆8251億円)と公示した。四半期基準で過去最高だ。前年同期比で22%増加した。有機発光ダイオード(OLED)テレビなど主力製品の販売が好調だったからだ。

7-9月期の営業利益は5407億ウォンと、前年同期比49.6%減少した。米ゼネラルモーターズ(GM)の電気自動車ボルトに入るバッテリーのリコール関連引当金(4800億ウォン)を反映したからだ。今年1-9月の売上高は53兆7130億ウォン、営業利益は3兆1861億ウォンで過去最高。

 
部門別には生活家電(H&A)事業本部で7-9月期の売上高が7兆611億ウォン、営業利益が5054億ウォンだった。生活家電で四半期別の売上高が7兆ウォンを超えたのは初めて。LGエレクトロニクスは今年に入って3期連続で、グローバル市場での売上高がライバル企業の米ワールプールを上回った。ワールプールの7-9月期の売上高は54億8800万ドル(約6兆3500億ウォン)だった。今年1-9月の売上高ではLGエレクトロニクスがワールプールを2兆ウォンほど上回っている。このままいけば年間基準でもLGエレクトロニクスがワールプールを抑えてグローバル家電業界1位になる見通しだ。

ホームエンターテインメント(HE)事業では7-9月期の売上高が4兆1815億ウォン、営業利益は2083億ウォンだった。OLEDテレビが善戦した。今年1-9月のLGエレクトロニクスのOLEDテレビ出荷量は前年同期比で2倍に増えた。英国の市場調査会社オムディアは今年のグローバル市場でのOLEDテレビ出荷量を650万台と見込んでいる。以前の予想値(530万台)を大幅に上方修正した。LGエレクトロニクスは世界OLEDテレビ市場で3分の2のシェアを占める。業界はLGエレクトロニクスの今年のOLEDテレビ販売台数が400万台を超えると予想している。

自動車電子装備事業では7-9月期の売上高が1兆7354億ウォンとなった。同期の営業赤字は5376億ウォン。ビジネスソリューション(BS)事業では7-9月期の売上高が1兆6899億ウォンと、前年同期比で13.9%増えた。在宅勤務とオンライン教育でノートブックなど情報技術(IT)製品の需要が増加した影響だ。ただ、物流費の増加などでBS事業の7-9月期の営業赤字は123億ウォンだった。28日の株式市場でLGエレクトロニクスの株価は前日と同じ12万2000ウォンで取引を終えた。

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