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韓国独島財団から古地図201点図録集…文大統領が見た地図も収録

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 13:52
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日本が独島(ドクト、日本名・竹島)に対する歴史歪曲を続ける中、独島が韓国の領土であることを立証する古地図を集めた図録集が登場した。独島財団は28日、独島が韓国の領土であることを立証する図録集『地図上に広がる真実-独島』を出した。

図録集は東・西洋古地図201点を収録している。7月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領がスペインを訪問した当時に公開された「朝鮮王国図」(ダンビル、1735)をはじめ、フランス・英国・ロシアなどで制作された朝鮮地図と日本地図が含まれている。

 
特に日本地図学者・長久保赤水の「改正日本輿地路程全図」官許版(1779、1791、1811、1833、1840)5点も収録されている。長久保赤水は1775年、江戸幕府に「新刻日本日本輿地路程全図」を描いて官許を申請したが、鬱陵島(ウルルンド)・独島に日本の領土を意味する色が塗られているという理由で許可が出なかった。1778年には鬱陵島・独島に色を塗らず新しい地図を制作し、許可を受けた。

日本外務省のホームページには1846年に制作された日本の古地図が掲載されている。この地図には韓国領土の独島と鬱陵島が「松島・竹島」と表記されている。当時の松島は独島を、竹島は鬱陵島を意味する。

地図には島根県隠岐島と同じ「黄色」で鬱陵島・独島に色を塗り、自国の領土と表示している。日本が独島妄言をするときに出す根拠資料の一つだ。慶尚北道(キョンサンブクト)支援機関の独島財団側は2019年に日本外務省に掲載されたこの古地図を公式地図ではなく「海賊版」地図だと発表した。

独島財団のシン・スンシク事務総長は「今回の独島地図図録集は奎章閣(ギュジャンガク)韓国学研究院・国立中央図書館・ソウル大学図書館など国内の複数の資料収集機関に散在する独島関連の古地図を調査し、DBを構築した結果」とし「図録集に収録された古地図は、独島が大韓民国の領土であることを明確に見せる決定的な資料になるだろう」と伝えた。

独島は行政区域上、慶尚北道に属する。このため毎年、地価、すなわち個別公示地価を調査して発表する。慶尚北道は5月に個別公示地価を発表し、「独島全体の地価は79億5143万ウォン(約7億7160万円)となり、前年同期の72億3749万ウォンより7億1394万ウォン上昇した」と明らかにした。独島が韓国領土であることを見せる行政手続きだ。

独島は東島・西島など付属島を含めて18万7554平方メートル。林野91筆、敷地3筆、雑種地7筆で構成されている。独島は国有地で、個人が土地を売買することはできない。

しかし独島の地価は上昇している。過去10年間に独島の地価は60億ウォン近く上がった。2011年の独島全体の地価総額は10億7400万ウォンだった。しかし2013年に23億8400万ウォンに上がり、2018年には59億2900万ウォン、今年は79億ウォンを超え、80億ウォンを目の前にしている。

慶尚北道は「独島の地価が上がるのは、独島に対する社会的関心が高まったうえ、独島の地下資源の経済的価値が知られたことなどが影響を与えた」と説明した。また「日本の独島領有権主張が多くの国民に独島を守らなければならないという考えを抱かせたのも、地価上昇要因とみられる」と述べた。

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    2021.10.28 13:52
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    独島古地図201点図録集の表紙 写真=独島財団
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