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韓国前首相、「日本、地図から独島を削除しなければ東京オリンピックへの不参加も考慮」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.27 06:49
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丁世均(チョン・セギュン)前首相は26日、日本政府が東京オリンピック(五輪)のホームページに独島(ドクト、日本名・竹島)を日本の領土のように表示したことに対して「五輪の地図に表記した独島を削除せよ」とし、「日本が最後まで拒否すれば、『五輪不参加』などの手段を総動員すべきだ」と述べた。

丁前首相はこの日、フェイスブックに「日本政府は五輪の地図に表記した独島を削除せよ。独島は不可逆的な大韓民国の領土」と書いた。

 
また、「独島はわが領土だ。ただのわが領土でなく、40年間の痛恨の歴史がはっきりと刻まれている歴史の土地だ。独島は日本の韓半島(朝鮮半島)侵奪の過程で一番初めて併呑されたわが領土だ」という故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の過去の演説内容を紹介した。

これに先立って、日本は東京五輪のホームページ内の全国地図に島根県の上段、独島の位置に該当する所に小さな点をつけて独島がまるで日本の領土であるように表示した。

これを受け、韓国政府は2019年7月日本側に抗議して削除を要求したが、日本側は不可だという立場を出した。

その後、東京オリンピック組織委員会は、地図のデザインを変えて肉眼では独島が見えないように処理したが、画像を拡大すれば依然としてその位置に小さな点を置いた。

外交部は前日、駐韓日本大使館に東京五輪の地図を直ちに是正することを再度求めた。しかし、日本政府は、要求を受け入れられないというかつての立場を繰り返した。

外交部当局者は「独島は歴史的・地理的・国際法的に明白なわが固有の領土として、日本側が東京五輪のホームページ上に独島を日本の領土のように表示したのは決して受け入れられない」と明らかにした。

同時に、「政府は2021年東京五輪の開催を控えて関連状況を注目しながら、文化体育観光部、大韓体育会など関連機関と協議を通じて積極的に対応していく」とした。

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