【時視各角】小粒指導者、怪物指導者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 11:01
先週末、東京新宿駅で野党第一党・立憲民主党の枝野幸男代表の街頭演説を聞いた。「国民に背を向ける自民党を審判してほしい」「野党が一つに団結したのでどうか助けてほしい」。「戦争」中の韓国政治を見てきたためか、このような穏やかな野党は見慣れない。もちろん受恵者は執権自民党だ。3日後の総選挙で野党が政権交代に成功するという予想はほとんど0%だ。これが日本版「予測可能な政治」のようだ。
存在感のない野党のためか、岸田首相にも緊張感や新鮮さがない。安倍時代と変わっていない。どこまでも「米国重視、韓国と中国には厳しく」だ。岸田首相自身の外交ビジョンが見えない。