以前に中国で裸でキムチを漬ける映像が公開されたが、今度は裸足で唐辛子ヤンニョム（合わせ調味料）を作っていると推定される映像が公開された。

２１日（現地時間）のベトナムメディアによると、最近、ソーシャルメディア「Ｔｉｋ　Ｔｏｋ」には、ある女性が裸足で赤いものを踏む映像が掲載された。

このメディアはこの映像画面をキャプチャーして報道し、女性がトウガラシを裸足で踏んでいると伝えた。映像の女性はマスク、帽子、手袋、長靴など衛生装備を着用せず、笑いながらこれを踏み続けている。

この映像は、工場の職員が撮影してショートビデオプラットホーム「Ｔｉｋ　Ｔｏｋ」に載せたという。現在、原本映像は削除された状態だ。

ただ、この唐辛子ヤンニョムがキムチを漬けるのに使われたかは確認されていない。

また、ベトナムメディアは映像を見た一部のネットユーザーが映像の真偽を疑っているという点も伝えた。実際にトウガラシを裸足で踏めば皮膚が痛くなるからだ。

この映像を見たネットユーザーは「ビデオに映っているものがトウガラシだとは思わない。その１０００分の１を肌に塗るだけでもひりひりするが、両足で踏んでもそのような様子を見せていない」と指摘した。別のネットユーザーは「もう辛いヤンニョムは口にしない」という反応もあった。

ネットユーザーはこの映像が中国で撮影されたと疑っている。過去に中国で非衛生的な食品工程が公開されているからだ。

昨年６月、ウェイボには裸の男性が不衛生な環境でハクサイを大量で漬ける映像が公開され、大きな衝撃を与えた。この映像では、土を掘った大きな穴にビニールをかぶせて水槽を作り、上半身裸の男性が白菜を漬ける姿が見られた。また、錆びついた掘削機でハクサイを移す場面も映っていた。

この映像は今年３月に韓国国内にも広まった。波紋が広がると、中国税関当局は「輸出用キムチではない」としながらも中国で撮影された事実は否定しなかった。

この映像で中国産キムチに対する不安感が強まると、食品医薬品安全処は輸入キムチ衛生管理強化のために現地調査を行うことにした。