次のターゲットは水素トラック…現代自動車とトヨタの競争にベンツも加勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.19 06:43
世界の自動車市場で水素トラック競争が本格化している。現代モービスは1兆3000億ウォン(約1254億円)を投資して仁川(インチョン)と蔚山(ウルサン)に水素燃料電池工場を作る計画を7日に発表した。工場が完成すれば2023年下半期から年間10万台分の水素燃料電池を生産できる。
現代自動車は昨年7月、スイスに水素トラックの「エクシエント」を輸出した。年末まで追加で140台を供給する。ドイツ、ノルウェー、オランダなどに水素トラックの輸出を拡大するという計画も持っている。エクシエントは95キロワット級水素燃料電池2個を搭載する。
現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は先月7日の行事で「韓国の消費者も来年にはエクシエント水素電気トラックと会えるだろう」と話した。現代自動車は「ネクソ」に続きトラックやバスなど大型車に水素自動車生態系を拡張するという構想だ。