中国発の悪材料にも好調なK-POP…秘訣は米国市場攻略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 09:46
一時、中国は日本に代わるK-POP成長市場として注目された。しかし、中国は「約束の地」にはなることができなかった。1日に会った芸能事務所Aの関係者は、「もはや、中国市場を見て何かを準備することが難しくなった」とし「『中国なき時代』を準備する時が来たようだ」と話した。
K-POP歌謡界が規制も多い中国に期待をかけたのは、13億の人口と市場規模とこれに基盤を置く未来の可能性だ。実際、2010年代以降、中国の音楽市場は拡大し続けた。2016年、THAAD(高高度防衛ミサイル)への報復措置として中国当局が韓限令を下した後も、中国攻略を止めなかった。アイドルグループは、積極的に中国人メンバーの確保に乗り出した。
しかし、雑音も多かった。最近では、中国出身でK-POPアイドルグループで活動したメンバーが、中国政府が打ち出す「抗米援朝〔米国が参戦した韓国戦争(朝鮮戦争)で北朝鮮を支援し、韓半島を救ったという見方〕」を記念する文章や記事をSNSなどで公開し、韓国ファンの反発を買ったこともある。