20代女性2人、「人間BSE」変異種CJD感染疑い患者として登録…防疫当局が調査=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.30 15:02
高齢層患者の間で主に発病する希少退行性脳疾患「クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」。韓国で、20代女性2人が同疾患への疑いがあるとする判断が医療陣から出された。防疫当局は「人間BSE(牛海綿状脳症)」と呼ばれる変異種CJDである可能性を調査している。
30日、韓国メディアJTBCの報道によると、最近20代女性2人がクロイツフェルト・ヤコブ病への感染が疑われる患者に登録された。今年5月、仁川(インチョン)のある総合病院で診療を受けた20代女性が家族を識別できなくなり、突然どもりがちになる症状を見せた。医療陣はこの女性をCJD患者として臨床診断した。