「脱原発で電力損失、30年間で1000兆ウォン超」…韓国国会が分析
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.24 15:25
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の脱原発政策による電力生産費用累積損失が今後30年間で1000兆ウォン(約93兆円)を超えるという分析が出てきた。徐一俊(ソ・イルジュン)国民の力議員の依頼を受けた国会立法調査処が分析した内容だ。国会議長直属機関の立法調査処は、国会議員の議員活動支援のために2007年に設立された。法に基づき設立された国家機関が脱原発政策による損失費用を推算したのは今回が初めて。
立法調査処が23日、徐議員に提出した報告書「エネルギー転換による費用発生」によると、立法調査処は30年後の2050年の発電需要を85万4027GWhと予想した。今年の発電量54万853GWhより30万GWh以上多い量で、増加する電力需要を考慮した予想値だ。