米FRBのテーパリング示唆、中国恒大の危機で韓国ウォン安に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.24 07:56
23日午前9時、ソウル外国為替市場は開場と同時に1ドル=1180ウォン台までウォン安ドル高が進んだ。前営業日の終値から8ウォン値下がりした1ドル=1183ウォンで始まり、昨年9月以来1年ぶりのウォン安ドル高となった。この日は結局1ドル=1175.5ウォンで取引を終えた。中国恒大集団の経営危機に対する懸念が強まったうえ、22日(現地時間)の米国連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議で緊縮の信号が強まったからだ。
米中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)は22日の声明で、近いうちにテーパリング(資産買い入れ縮小)を始める可能性があると明らかにした。政策金利は現在0.00-0.25%を維持し、利上げ時点は来年に繰り上げられる可能性が高まった。