ファイザー説得してワクチン開発…“土のスプーン”夫婦の「850億ドル神話」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.14 10:48
◆「ブースターショットは必要…目的によって時期を調節」
このワクチンの原理は、ウイルスの遺伝情報が入ったmRNAを人体に注入して体内で抗原(ウイルスタンパク質)を形成させる。実際のウイルスを注入しないので感染の危険がなく、変異株が発生しても遺伝情報さえ分かれば短期間で新しいワクチンを大量生産することもできる。だが、2人は「平坦な道はない」と警告する。どんな新しい病気やウイルスも個人によって異なって現れる場合があるためだ。トゥレシ博士は「標的(ウイルス)のメカニズムを正しく理解してこそ、どのような情報を入れるのかを知ることができる」とし「それがまさに革新」と強調した。