ブレイクスルー感染最多のヤンセン接種者、ブースター接種はいつ打てるか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.13 12:06
ヤンセン製ワクチン接種者が苦悶に陥った。勧告で発生したブレイクスルー感染のうちヤンセン製ワクチン接種者が最も多いためだ。韓国政府は3回目のワクチン接種となる「ブースター接種」を検討中だが、高リスク群が優先順位になる可能性が高く、ヤンセン製ワクチン接種者がブースター接種をできるとは確実でない。
12日の中央防疫対策本部によると、韓国のブレイクスルー感染事例は8月30日基準の推定値で3855人だ。接種完了者975万1718人のうち0.04%で、10万人当たり39.5人の割合だ。ワクチン別に見れば、ヤンセンが0.131%、アストラゼネカが0.042%、ファイザーが0.023%、混合接種(1回目アストラゼネカ、2回目ファイザー)が0.019%、モデルナが0.008%の順だ。単純計算すればヤンセンのブレイクスルー感染発生率はモデルナの16倍に達する。
年齢別では30代が最も多い。この年代の接種完了者200万9157人はヤンセン製を接種したケースが44.1%だ。第4波が20~30代の間で少なくない発生率を見せているのは、ヤンセン製の予防効果が相対的に下がりブレイクスルー感染につながったものという分析が出ている。20代の接種完了者の大部分はファイザー製を打った。ブレイクスルー感染のうち20代の事例は30代の半分以下だ。