河野-石破、2人の異端児「薩長同盟」…日本の派閥政治に亀裂入れるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.07 14:21
日本政界の異端児2人の「薩長同盟」は、「令和版明治維新」を実現できるのか。
日本経済新聞など日本メディアは7日、「石破茂元自民党幹事長が、自民党総裁選出馬を留保する代わりに、河野太郎行政改革担当相を支持する方針を固めたものと見られる」と報じた。そうなった場合、次期総裁を決める今回の選挙は、すでに出馬を表明した岸田文雄元外相と河野行革担当相、そして安倍晋三元首相が支持を表明した高市早苗前総務相が加勢した2強1中の構図で展開する見通しだ。
特に、今回の選挙で注目を集めるのは非主流勢力の河野氏と石破氏が協力し、9年ほど日本政界を牛耳った「2A(安部氏・麻生氏)」体制、さらには1955年の結成以来、66年続いた自民党の派閥体制を崩すことができるかだ。これは、厳格な身分制社会だった江戸幕府を打破するために、過去にライバルだった長州(現・山口県)と薩摩(現・鹿児島県)が手を取り合って「明治維新」を起こし、近代化を遂げたことに喩えられる。