ハノイの屈辱、バイデン大統領に返す…北朝鮮、金正恩氏の核カード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.30 17:02
米バイデン政権の対話の提案に応じずにいた北朝鮮が核のカードを出した。平安北道寧辺(ピョンアンブクド・ヨンビョン)の核施設の稼動兆候を公開した。国際社会の核活動を監視・視察する機構の国際原子力機関(IAEA)は27日(現地時間)、発刊した理事会報告書で、北朝鮮が寧辺の5メガワット原子炉と再処理施設(放射化学実験室)を再稼動した兆候があると明らかにした。
IAEAは「2021年7月初めから冷却水の放出を含め、原子炉の稼働と一致する状況があった」と指摘した。また、「寧辺の放射化学実験室に蒸気を供給する火力発電所は、今年2月中旬から7月上旬まで5カ月ほど稼動した」とし「これは以前の廃棄物処理や維持保守活動よりもかなり長い期間」と説明した。北朝鮮が寧辺の核活動に乗り出したという見方があったが、IAEAがこれを公式に確認したことになる。