韓経:日本壱岐島の伝統酒焼酎…朝鮮に渡っていったぜいたく品だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.27 10:13
朝鮮時代、今でいう最高級洋酒のような酒があった。米1キロから300ミリリットルしか取れない、非常にぜいたくで禁酒令を下さなければならないといわれたほどの酒、焼酎だ。当時の技術ではアルコール度数6度のマッコリ8~10本、アルコール度数12度の清酒4~5本はなければ40度を越える正統焼酎を作ることができなかった。一言でいえば誰もが飲めるような酒ではなかった。今と比較するなら最高級ウイスキー「バレンタイン30年」のような存在だった。
そのため焼酎は中でも特に貴重だった。それは朝鮮王朝実録だけ見ても分かる。重要な意味を込めて下賜する酒として使われた。あまりにぜいたくだったため禁酒令を下さなければならないという上訴もあった。