終わる超低金利時代…始まった利子の心配=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.27 09:46
韓銀の緊縮時刻表が速くなったうえ、金融当局が家計負債の手綱を強く引いているため、家計の負担は重くなるしかない。超低金利状況で家計の負債が増えたうえ、利上げに脆弱な変動金利貸出の比率が70%を超えるからだ。政策金利引き上げ分(0.25ポイント)ほど貸出金利が上がる場合、4-6月期の貸出残額基準で利子負担は3兆988億ウォンほど増える。
特に新型コロナによる社会的距離などで危機を迎えている自営業者は利上げの直撃弾を受けるしかない。今年1-3月期末の自営業者貸出規模は831兆8000億ウォンと、前年同期比18.8%増加した。高金利貸出の比率が増えるなど貸出の質も悪化したというのが韓銀の分析だ。