ベトナム訪問を遅らせたハリス米副大統領…理由はハバナ症候群か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.26 10:09
東南アジアを歴訪中の米国のカマラ・ハリス副大統領のベトナム出発日程が予告なく数時間遅れた。24日(現地時間)、ロイター通信などによると、ハリス副大統領はこの日午後4時30分ごろ、シンガポール訪問日程を終えてベトナム行きの飛行機に乗る予定だった。だが、突然出発が3時間遅れて午後7時32分にシンガポールのパヤレバ空軍基地から出発した。これに対して在ベトナム米大使館側は「ハノイで『原因不明の健康事案』があるという報告を受けた」と説明するだけだった。
副大統領の上級顧問であるシモン・サンダース氏は今回の遅延が「副大統領の健康とはいかなる関係もない」と説明したが、CNNなど現地メディアは2016年在キューバ米大使館の職員に現れた「ハバナ症候群」に注目した。米国政府が使った「原因不明の健康事案」という用語は、通常、「ハバナ症候群」を指すときに使うためだ。