GMの電気自動車ボルトEV7万台またリコール…LGに飛び火
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.23 08:36
米ゼネラルモーターズ(GM)がシボレーの電気自動車「ボルト」に対し追加リコールを実施すると20日に明らかにした。2020~2022年形ボルトEV7万3000台が対象だ。リコール費用だけで10億ドルに上ると予想される。GMはすでに2017~2019年に販売したボルトEV6万9000台に対しても約8億ドルを投じてリコールを決めている。これに伴い、ボルトEVのリコール対象は14万台に達することになり、18億ドルに達するリコール費用のうちバッテリーを供給したLGの分担金も大きく増えるものとみられる。
GMは今回のリコールの具体的な理由を公開していない。電気自動車にバッテリーを供給したLGはGMと協力して原因調査を進めている。LGは「顧客とともにリコール措置が円滑になされるよう積極的に協力している。GM、LGエレクトロニクス、LGエネルギーソリューションの3社が共同で進めている原因調査の結果により分担比率が決まるだろう」と明らかにした。