接種率が欧州最低のルーマニア、韓国にスワップ提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.23 07:47
韓国政府がルーマニアと新型コロナワクチンのスワップ(交換)を協議している。政府は21日午後11時ごろ、保健福祉部・外交部担当記者団にこうした内容の文字メッセージを送った。政府は「政府は新型コロナ発生初期の昨年3月、ルーマニア政府に診断キットなど防疫装備を支援し、信頼を築いてきた」とし「無償供与は事実でなく、スワップレベルで協議が行われている」と説明した。この日正午ごろ「ルーマニアが韓国に45万回分のワクチンを寄付する」という報道があってから11時間後だ。
政府関係者は22日、「ルーマニアから先にスワップの提案があった」とし「接種率は低いが、ワクチンを大量に保有しているため提案したようだ」と伝えた。また「スワップ対象ワクチンの有効期間が迫っているのではない」と付け加えた。