「仇敵・日本を打倒して独立」金九の肉筆が添えられた太極旗、韓国の宝物に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 07:45
「梅雨絲〔メウサ、本名シャルル・メーウス(Charles Meeus)〕神父にお願いいたします。あなたはわれわれの光復(解放)運動を誠心より助けてくださるだろうから、今回お立ち寄りになる先々で、われわれ韓人に会う度に、この義句(正しい文)の言葉をお伝え下さい。止国(亡国)の悲しみを免じようとするなら、自由と幸福を享受しようとするなら、精力・人材・物力を光復軍に捧げて、強弩末勢(力を持っている世の中の悪の一党)である仇敵の日本を打倒し、祖国の独立を完成させましょう。1941年3月16日重慶にて 金九(キム・グ)拝」
金九先生のこのような肉筆の文字が書き込まれた太極旗が宝物に指定される。韓国文化財庁は12日、「金九署名文太極旗」をはじめ、大韓帝国時代に高宗(コジョン)の外交顧問を務めていたオーウェン・ニッカーソン・デニーの太極旗と1919年に製作された「津寛寺(チングァンサ)太極旗」など太極旗3点を文化財に指定予告すると明らかにした。昨年の「マルモイ(=辞典)原稿」「朝鮮語大辞典原稿」に続く近現代遺産の宝物だ。