【コラム】独が占領した仏でも「悪いフランス人」が危険だった…何のための反日か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.29 13:46
ソウルの貞洞(チョンドン)の道は世界のどこに出しても恥ずかしくないほど美しい道だ。歌手イ・ムンセの歌のように「もう歳月が流れてすべて変わった」が、依然として残っているものは多い。その中でも「丘の下の小さな教会堂」貞洞教会と徳寿宮(トクスグン)の石垣、そしてその下を「仲良く歩くカップル」に変わりはない。
かつて徳寿宮の石垣道(トルダムキル)を共に歩いた恋人は別れるという俗説があったが、それは「貞洞の丘の上に家庭裁判所があったため離婚する夫婦が訪れながら出てきた話」というのが、その道を歩いたときに耳に入ったガイドの説明だ。現在その裁判所はソウル市立美術館に変わり、多くのカップルを引き寄せている。
ところが先日からこの道に合わない風景が見られる。まず米国大使官邸を守る警察バス5、6台が1車線をほとんど埋めている。このため車は1車線で交互に通行しなければならず、歩行者は仮設の歩道を肩をぶつけながら通過しなければいけない。寒ければヒーターを暑ければエアコンをつけるバスはいつもエンジンがかかっていて排ガスを出す。