「変異株、引き続き登場して集団免疫は不可能…感染者追わずに重症・死亡の管理を」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.12 10:58
韓国青瓦台(チョンワデ、大統領府)高位関係者が最近二度にわたり国内感染病・防疫専門家を呼んで新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)対応方案に対して諮問を求めた。先月30日、ソウル大学病院感染内科の呉明燉(オ・ミョンドン)教授(新型コロナ中央臨床委員長)ら3人が対応方式の転換を、今月3日には翰林(ハンリム)大学医大の金東賢(キム・ドンヒョン)教授(予防医学)らが防疫強化を注文した。中央日報は2人の教授に感染者2000人台という状況に対する診断と対策について聞いた。デルタ株が初期のウイルスやアルファ株と完全に違う点、60歳以上のワクチン未接種者最小化などでは意見が一致したが、状況判断と対応方式では大きく異なった。
呉教授は1・8・11日に、金教授は11日にそれぞれ電話インタビューを行った。呉教授は「集団免疫はもともと不可能だが、デルタ株が急速に広がってこのことがさらにはっきりした。逆説的に今が対応戦略を変える良い機会になりうる」と話した。次は呉教授と一問一答。