金英哲氏「大変な安保危機」の脅威…正恩氏の「1月指針」の可視化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.11 16:07
金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党統一戦線部長が11日、軍事行動を示唆し、対南(対韓国)脅威に加勢した。金部長はこの日の談話で、韓米合同演習を問題視し、「大変な安全保障の危機に近づいていることを時々刻々と感じさせてやる」と主張した。金英哲部長は「我々がやるべきことを中断することなく進めていく」とも述べた。金英哲部長は「南朝鮮が米国と行った戦争演習が北南関係の前途をいっそう曇らす好ましくない前奏曲になる」という1日付の金与正(キム・ヨジョン)副部長の談話に言及し、このように述べた。
北朝鮮は1日、「希望か、絶望か」という金与正副部長の談話の後、10日に再び「南朝鮮当局者らの背信的な行為に強い遺憾を表する」という新たな金与正副部長の談話で脅迫の水位を高めた。続いて、先月27日に復旧していた南北間の通信回線の呼び出しに応じず、通信線の中断は11日までに2日連続で続いている。