「米情報当局、中国武漢研究所のウイルス極秘データ入手した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.06 15:04
米国情報当局が中国武漢研究所のウイルスサンプルの遺伝子データを入手して分析中だと米CNNが5日(現地時間)、報じた。今回の分析で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の武漢研究所起源説を裏付ける証拠を探し出せるかがカギだ。
CNNはこの件に精通した複数の消息筋を引用して最近米情報機関が武漢研究所で扱ったウイルスサンプルの膨大な遺伝子データを入手したと伝えた。情報分析のためにエネルギー省傘下の国立研究所のスーパーコンピュータと政府研究機関17カ所を動員している。多く量の専門的資料を分析しなければならず、中国語が可能な専門家が参加しなければならないだけに容易ではない作業という。
今回の分析で新型コロナウイルスの実験室流出の有無など伝染病起源の糸口を突き止めることができるだろうと研究陣は期待している。米情報当局がいつ、どのような方法で武漢研修所の遺伝データを入手したのかは明らかにされなかった。ただし、ある消息筋はCNNに「武漢研究所のウイルス遺伝子情報を生成して処理する装置は通常外部のクラウド基盤コンピュータサーバーに接続されている」と話した。ハッキングを通した情報入の手可能性があるということだ。