韓国、コロナ重症患者2.4倍に急増…「エクモ使う重症患者、過去最多」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.06 09:45
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)患者が1カ月間、1000人台を記録し、その間、重症患者の規模が2.4倍に急増した。エクモ(体外式膜型人工肺)を使用して治療を受ける重症患者が過去最多となり、憂慮される。
5日、韓国疾病管理庁中央防疫対策本部によると、この日までに30日連続で1000人台の患者が発生し、重症患者が369人まで増えた。初めて感染者が1000人台となった先月7日(155人)と比較すると約2.4倍だ。重症患者とは、酸素療法や人工呼吸器、エクモ、透析治療器のCRRTなどが必要な患者を指す。それでも感染者に対する死者数を意味する致命率は5日現在、1.03%で1%水準から大きく変化していないのが幸いだ。当局は、接種の効果だと分析している。