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韓国政府「mRNAワクチン来年5000万回分導入、契約は最終段階」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.04 14:46
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韓国国内で来年使用する新型コロナワクチンの確保が他国より遅れているのではという指摘に対し、政府が「mRNAワクチン5000万回分の契約が最終段階にある」と明らかにした。

中央災難安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は4日の定例記者会見で「(来年の)ワクチン導入は初期段階ではない。ほとんど最終段階」とし「物量は(ファイザー・モデルナなど)mRNAワクチンを中心に全国民が1回接種する量であり、約5000万人分と考えている」と説明した。続いて「この購買計画は許可年齢が反映されていて、さらにブースターショットに関する使用、変異ウイルス対応について十分に考慮している」と伝えた。

 
これに先立ち政府は3日、来年のワクチン導入について「交渉の初期段階」と発言した。一日で交渉進行段階が変わったのだ。しかし詳細な追加説明はなかった。

政府が契約を予定している来年のワクチン物量は5000万回分だ。補正予算で5000万回分の契約に必要な購買費用を確保している。ファイザーやモデルナのワクチンのように2回の接種が必要な場合、2500万人分となる。満12歳以下を除いても全国民が1回ずつ接種するのに不足する量だ。

イ氏は「我々が1回目、2回目の接種をするのは今年であり、ブースターショットは1回の接種となる」とし「このため5000万回分は5000万人分と同じ」と説明した。

「交渉の最終段階」というが、どのワクチンがどれだけ入ってくるかは確実でない。契約の時期も明確でない。イ氏は「契約の時期はまだ明確に話すのが難しいところがある」とし「契約というもの自体が政府が単独でするのではなく相手とするものだからだ。お互い進行過程をチェックしながらする段階」と話した。

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