南北対話「最後の機会」つかんだ文政権…「飛び石を置いて暗礁を克服」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.29 16:18
2019年2月の米朝首脳会談が「ハノイ・ノーディール」に終わった後に中断した南北対話が約2年5カ月ぶりに再開される状況を迎えている。
青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は27日、通信連絡線の復元をはじめ、南北関係の改善のための課題を一つずつ解決する「飛び石論」を前に出し、韓半島(朝鮮半島)平和プロセスを再稼働させる計画だ。目標地点に設定したのは南北首脳会談、さらに米朝対話の再開だ。
青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は28日、MBC(文化放送)ラジオ番組「チェ・キョンヨンの最強時事」のインタビューで、「(南北関係の改善は)実現可能な、渡ることが可能な飛び石を置きながら、両国の間に生じ得る暗礁を克服していく道になるだろう」と述べた。文在寅(ムン・ジェイン)政権が構想中の2つ目の飛び石は、いかなる形態であれ南北首脳間の直接的な意思疎通チャンネルを復元することと予想される。