米国、デルタ株で感染者12万人に急増…接種者のマスク着用を検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.26 10:44
新型コロナの変異ウイルス「デルタ株」が全世界で急速に広がって第4次大流行の恐怖が現実化している。一日感染者が1カ月前まで1万人水準だった米国は、5カ月が過ぎた23日(現地時間)再び10万人を上回った。1カ月前に5000人台に落ちたフランスは今月に入って2万人台に急増している中、ワクチン接種の義務化に反対するデモで疲弊している。
24日、ジョンズ・ホプキンス大学によると、前日米国の新規感染者は11万8791人で2月以降初めて10万人を超えた。ニューヨークタイムズ(NYT)の23日集計では最近7日間一日平均感染者が4万8746人で、2週間前の2.73倍だった。入院患者も57%増えた2万8780人、一日平均死亡者は20%多くなった271人だった。NYTは「ジョー・バイデン行政府の高官が『今後65歳以上の高齢層と免疫脆弱者がブースターショット(ワクチンの追加接種)の対象になるだろう』と述べた」と報じた。